フジミの松を説明書通りに素組みして塗装したもの。 窓枠はモールドではなく、デカールでの再現となるあたりに時代を感じる。
横面。 やはり艦橋があんまり松型してないのが致命的であろうか。シルエットとしても厳しい部分があるかもしれない。
斜め後ろから。 戦中に登場した松型としては、おそらくありえなかったであろう戦前方式の艦名表示が、箱絵にも説明書にも指示されている。松型登場後の日本が、海軍が存続する形で戦争が終わったとしたら、あるいはこのような松型駆逐艦がみれたのかもしれない。
3隻の比較その1。 左からフジミ、タミヤ(共にほぼ素組み)、今回製作の2個イチ橘型。 手をほとんど入れてないにもかかわらず、タミヤのが一番松型の特徴を出している気がする。ちなみにこれを作った当時は、まだピットロードから橘型がでていなかった。
比較その2。 さすがに拡大すれば作りこみの差が目に入ってくるけど、遠目からであればその差は意外に分かりにくいものでもあるようだ。色々手を入れる時間でその分多くの艦艇を素組みしてもいいかもしれないと、少し思った。でも塗装の手間は同じなんだよね・・・。
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