榛名は、金剛型巡洋戦艦の3番艦として、明治44年(1911)に神戸川崎造船所で起工され、大正2年(1913)に竣工しました。日本国内の民間造船所で作られた大型戦艦としては、榛名は最初のものでした。
就航後は時代に応じて改装が行われ、第二次大戦では30ノットを誇る高速戦艦として活躍しました。

 

 

 

 
 
 
 

ハセガワの戦艦榛名です。購入後何年だ?、キットのマニュアルは94年だから下手すると10年!?ともあれやっと作れました。購入した時には好きな船という事もあり、当時としては値段も高かったので、値段分の凄い出来のを作ろうと思っていたのですが、それゆえにうまくなってから作ろうと思い先延ばし。その結果積み上げた模型の山が去年崩れてくるまでの10年位?の間、ちょっと組んだ以外はほったらかしにしてました。
で、作ろうとは思ったものの、参考に他のサイトを見ると、このハセガワの金剛型はエッチングバリバリに使って大改造されているものが結構多いんですよね。そのうえ2004年MGに出たフルスクラッチの金剛。そんなに素組みじゃ駄目なのかなあ・・・出た当時はフジミの奴(当然旧キット)と比べるとスゲー!とか思ったのになあ・・・よし、じゃあうちは当時のイメージを重視して今回も素組み同然で行こう!(作りこんでまた中断するのは嫌だし)という感じに始めたものの、やっぱり好きな艦だけに資料本を見る誘惑が押さえられず、記憶に残ったとこだけ手を入れてしまいました。でも今回は(今回も?)エッチング一切無し!(自慢にならんな・・・でも部品だけは買ってあるんですよ)

 

 

 

 
 
 
 

で、今回の榛名は素組み同然だけどきっちり作ってやろうってことで、ネームプレートも付属の飾り枠に以前ムク木目甲板で用意したチーク材を貼っつけてみました。(^^;
ていうか、多分ハセガワのWLシリーズ再開発第1弾が金剛型だった(と思う)だけに、大人向けに作ったのかデカールとかもかなり違っていて、当時の意気込みを感じますね。これ以前(以後も?)のキットには艦名用のデカールなんて無くて、説明書の艦名切り取れ、だったからなあ。

 

 

 

 
 
 
 

榛名の艦橋アップ。
箱絵のイメージに合わせる為(資料ではなくてw)、艦橋最上階部分だけは多少手を入れました。他にプラ棒&プラ板でデッチあげながら不足部分とか作ったりしてます。あと鉄道模型用の汎用品(400円位)で凸モールドの甲板を追加(一部失敗)したり、マスト作りかえたり、舷外電路つけたり、定番の浮き輪作ったり、偽柱作ったり、あちこち穴開けたり、色々。対空用の機銃がたっぷりついている上に艦橋の塗装もマスキング必要でかなり大変でした。
ちなみに窓枠をエッチングに変えなかった理由はもうひとつあって、それはかつて俺艦用にこのプラの窓枠を再現しようとしていた時期がありまして、エッチングが身近となった今からみれば徒労もいいとこなんですが、かつて目標にしていた素材を潰すというのはなんとも空しいものがあったので、今回はあえてこのプラ表現の窓枠を使ってみました。どっちがリアルかって言われたら、そりゃあねえ。
下の張り出しから見た風景はこんな感じ、かな。

 

 

 

 
 
 
 

逆から見た艦中央部。
どうでもいいのですが、プラモって本来は不器用な人の為のものだったのではと最近思いますね。ホントに器用な人は、プラモなんて無くても自分で資料見て作ってしまうって事実を、ネットやMG見て感じます。どこかの掲示板で「自分は不器用ですから・・・」といいながら慣れた手つきでキットを組み上げていく高倉健さん、とかいうネタ内容のカキコを見て笑ったものですが(年代的にモノは連合艦隊か零戦だろうw)、その前のシーンでは倍賞千恵子さんが、机か床いっぱいに広げてある完成品を前に作業する健さんを見て「器用なものね」と言ったのをうけての台詞に違いない・・・とかいうのはどうでもいいとして、今回一週間もかかってやる羽目になった甲板のマスキングとか平気でやれる人って、やっぱ凄いと思いますよ、えぇ。
何が言いたいのかって言えば、以前MA誌でネルソン使ってでやってた機械読み込みのマスキングシートを、キット付属あるいは数百円程度で発売して欲しいって事です。金型作るに比べれば安いものだし、筆塗りウマーな人もそうそうは多くないだろうし、安価で売れば塗装のネックがひとつ減って(まだネックはいくつもあるんですが)キットを買って組もうと思う人も増えると思いますよ。損して得取れですよ〜>メーカーさん
(追記:その後一部メーカーから一部の艦向けに発売されたり、セット限定品特典などとして塗装済み&マスキングシートがあったりしているようですが、高価&手軽に入手できないのはネックですね)
(追記その2:その後マスキングのシートもキット本体よりは安い価格で出るようになったり、さらには模型メーカーから紙製の木甲板印刷シールが出たりしているようで、選択肢は拡がりつつあるようです)

 

 

 

 
 
 
 

斜め後ろから。
第三砲塔付近の甲板を、資料を見て元キットに比べ拡張しています。

 

 

 

 
 
 
 

艦載機。機体色とキャノピー、カウルの黒、羽根の黄色以外は全部付属のデカール。
このデカール貼りが凄く大変で、戦艦本体より出来がいいのではと思うくらい(笑)。ハセガワが飛行機モデルで有名なメーカーだってことがつくづく身に染みた工作個所でした。出来は満足ですが、もしマークセッター無かったら、10年ものデカールの劣化(作業中によくちぎれて参った)もあって、多分まともに貼れなかったかも・・・。

 

 

 

 
 
 
 

横から見た艦全景。
こんな素組みでもきっちり組んで色塗ってやれば、日本の戦艦ゆえかなんとなく日本刀のようなイメージを受けましたね。素はけっして悪くないキットなのだと思います。ちなみに甲板の見た目は、以前作ったムク木目と比べるとこんな感じ。実際はもう少しマシに見えますが、汚しとかしてない単色塗装だとこんなもんかなあ。

 

 

 

 
 
 
 

今回のトラブル個所1&2。
1は左の煙突中央辺りの銃座。説明書通りだと高さが狭すぎて機銃が入らないし、出してつけるには接着面が変。見方がわるかったのかもしれませんが、説明書の上面図&側面図も矛盾していてどっちが正しいか分かりませんでした。2はマストの銃座とそれを支える二本柱のパーツ。これも銃座を多少削ってやらないと引っかかってちゃんと付きません。かなり最初の頃に買ったロットゆえなのかもしれませんが、最終組み立て時に気がついただけに、かなりあせる羽目になりました(まあこの2箇所の仮組みをしなかった自分が悪いのですが)

 

 

 

 
 
 
 

でっちあげの応急用舵。
そもそも付いていたかどうかすら分かりませんが(MGのスクラッチ金剛には付いていないんだよね)このキットは大戦後半の状態だし、一度は作ってみたかったので、例の凸モールド汎用部品とプラ棒、プラ板などで作成。見えない裏側は作らなかったこともあり意外と簡単?
さて、今回エッチングは使わない素組み系だというのに、微妙に手を入れたおかげで結局作り始めてから一月もかかってしまいました。メーカー純正のエッチングが比較的安価で提供されているのは大変嬉しいのですが、発売されて手にしたら絶対使いたくなるので、その前にこんな素組みが欲しかった的な気持ちで敢えて(?)エッチング無しで製作敢行。が、さすがは手間のかかる戦艦なのか、単に自分が不器用なだけなのか、ともあれ公約の4隻中2隻はこれで片付けた事になります。あと2隻・・・この勢いで作りたい所ですが、果たしていつになることやら。
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