特型駆逐艦は、当時従来の駆逐艦の1.7倍という重武装をもった驚異的な艦でありながら、悪天候下でも作戦できる優れた航洋性をもった艦でした。
しかしながら、同艦による艦首切断という事故から船体強度の不足が露呈し、以後、同型の駆逐艦全てに船体補強工事が施されました。

 

 

 

 
 
 
 

前回のオレ戦艦からの反動か、今回は素組みの駆逐艦です。季節的にも11月ならぼちぼち季語なタイミングの艦名だし(笑
キットはタミヤ製のものを使用。箱の中の部品だけを使い、ピンバイスも使わず他の資料も見ず、塗装指示も箱のまま。同封されてたデカールの設定は戦前のもので、キットは大戦中の対空強化仕様なので、使うと明らかにおかしいんですが、どうせ箱の塗装指示もリノリウム一切ないし、今回は使いたくてしょうがなかったので(笑)貼ってしまいました。おかげで史実艦なのに仮想艦状態に。

 

 

 

 
 
 
 

いやーでもやっぱ素組みって楽ですわ。余計な事考えなくて済むもん。
ガキの頃のように、漢らしくざくっと作りたい!、という心境だったので、ダイエー88円コーナーで買ったガーゼ止める布テープでカッターの布や砲身基部等を巻いた以外は完璧素組み。素組みって作る楽しみ味わえるんで、精神衛生上は良いですね。

 

 

 

 
 
 
 

目線の高さからの艦全景。
あと今回やってみたかったのが、艦名のデカール。
マークセッタというのを使ってみたくて、左舷未使用、右舷使用で比較してみた所、それなりに効果はある模様。上手く貼れた所は、光の具合が良いと透明部分ほとんど見えないんで、結構使えるかなと思いました。

 

 

 

 
 
 
 

迫力あるカットのつもりだけど、拡大するとやっぱりプラモだよなあ・・・素組みだとこんなものか。
ちなみにMG12月号でやってたコピック塗りを錨の部分の汚しに使ってみました。コピックって結構高いんですね。ペンなのに一本380円もするんだもん。手軽で臭くないのは良いですが、まこんなもんかな、という実感も。

 

 

 

 
 
 
 

夕暮れを背景にした艦全景。艦橋メッシュに置き換えておけばたぶん夕日抜けてもっといい感じなんだろうけどね・・・。
さて、如何でしたでしょうか、などといえるような作品では今回なかったのですが、でも素組みならさくっと作れて作る側は気軽で良いです。今回も組み立てだけならのべ6時間位、塗装入れても計3日ほどで終わったし。
でも筆塗り出来なくて、室内に色塗り設備もない輩がぶち当たる問題はやはり塗装。今回も組みあがった後、数日は家の人&隣家の人の様子をうかがい(笑)、チャンスを見計らっては窓開けてキットとスプレーを手に半身無理やり乗り出し、塗装敢行しての完成ですからねえ。

 

 

 

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