太平洋戦争中盤以降、戦況の悪化に伴う被害急増に対応して建造された、量産向けの設計思想を持つ海防艦。
この型の船は計63隻が作られ、建造時期によって前期・後期があるのですが、今回は前期型を作製しました。

 

 

 

 
  AYAKA掲示板でうかがったお勧めキットの中に、海防艦があったのでさっそく挑戦してみました。
お勧めだけのことはあり、実にメリハリのあるモールドで、パーツの組みも良く、部品数が少ないこともあって、作りやすいキットでした。手に入れたキットがコピーじゃない説明書付属の初期のものだったことも影響しているのかな?
 

 

 

 
  艦側から見て左舷前方より撮影。
例によって浮き輪など作製してみましたが、つける場所をミス。ホントはここより一段下の部分だったのですが、剥がすと塗料も一緒に剥がれてしまうので、これ以上の作業時間延長と塗料厚塗りを避けるのもあり、止む無くそのままとしてしまいました。
 

 

 

 
  艦橋左斜め後方より撮影。
主砲は箱絵を見て、パテで防水布を再現。あと箱絵を見て主砲の後ろ部分をそれっぽくプラ棒で加工しました。
 

 

 

 
 

箱絵をみて後方マストに銅線追加と、分かりにくいかもしれませんがその下にあるごちゃごちゃっとした所をそれとなく作ってみました。
対潜装備など見事なモールドで再現されているのは良いのですが、後部の砲部分はスペースに余裕が無く、取り付けしにくいのが難でした。

 

 

 

 
  真横から撮影。
うーん、こうしてみるとやっぱりちっちゃい船です。バランスが違いますねえ。
 

 

 

 
  斜め後方から撮影。
オーバースケールと分かりつつも、手すりの効果は結構大きい気がします。
 

 

 

 
  右舷後方より。
対潜装備がよく見えます。
 

 

 

 
  いかがでしたでしょうか。最初は2日で素組み+塗装完了のつもりだったんですが、ちょっとだけと手を入れていくうちにいつのまにか手すりまで付けるはめになり、そのうえ時間をあせってミス連発。途中で諦めました。やっぱり模型は急いで造るものではありませんね。
しかしこのサイズの模型だと、手軽に組める所が嬉しいのですが、塗装の手間はそれほど変わらないのがネック。まあ今回はあえて箱絵以外の資料を見なかったので、改造も塗装もそこそこ。でも場合によってはその方がいいかもしれません。
 

 

 

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