白露型駆逐艦は、小型重兵装艦ゆえの強度・復原性不足という欠陥が発覚した初春型駆逐艦を再設計して作られた、中型の駆逐艦です。
新しい素材(DS鋼)や電気溶接を大幅に取り入れるなどの試みも行われ、計10隻が建造されました。

 

 

 

 
 
 
 

箱絵がとってもかっこいい、タミヤの白露型駆逐艦です。この絵、かっこいいよね!
でも、タミヤのキットにしては設計ミスってるとかで、ちゃんと艦首艦尾の長さを訂正して作ってる気合い入った作例(こちら)もありますが、私はとてもじゃないけどそこまでやれないので、MGの作例を見ながら、大掛かりな改造はしない方針で作成。その代わり普段やらない正統派な改造?(マスト自作、舷外電路再現、リノリウム押さえ作成)をそれっぽく(資料が無いのであくまでイメージ的に)やってみました。たいした事してないですが、結構印象変わるのでびっくりです。

 

 

 

 
 
 
 

といいつつ、おもわず張り線張って旗つけてみたり(^^;。
でもマストが真鍮ではないので、張り線がピンと貼れずイマイチ否イマサン位な感じです。旗は苦労してちゃんと両面印刷で作ったんですけどねえ。

 

 

 

 
 
 
 

斜め上から。
結構古いキットのはずなので、組み具合はまあまあ。ただ、考証的にはあんまり正しくないようですね。
それでも組んでみると結構カッコよくなります。

 

 

 

 
 
 
 

正面から。指と大きさ比較(笑)ちなみにこのてのアングル、どっかで見たなと思ったら、以前遊んだPS2版の鋼鉄の咆哮2WarshipGunnerだと思い当たる。多分資料にこのスケールの模型使ったのでしょう。印象がそっくりだ。
マストの作り換えは某掲示板で知った0.3mm、0.4mmプラ棒で作ったのですが、かなり効果的でびっくり。真鍮線でもつくれますが、やはりプラ棒の方が作業しやすく感じましたね。0.3mmプラ棒はリノリウム押さえにも使用しましたが、これにはちょっと太すぎたかな。

 

 

 

 
 
 
 

斜め後ろから。MGの作例に従い、艦尾は改造。ただしパラベーンは箱絵にあったので追加したもの。両面テープで付いてるので、取ろうと思えばすぐ取れるしね。後部予備魚雷の所は・・・見なかったことにする。
この艦を選んだ理由の一つはここの単装砲だったりする。これもまたガキの頃、模型屋で見て脳裏に染み付き、いつか作ろうと思ってたんだよなあ。

 

 

 

 
 
 
 

全景。
ちなみに今回の水面はただの紙。一枚45円くらいで画材屋で買ったもの。

 

 

 

 
 
 
 

さて、どうでしたでしょうか。
例によってほとんど素組みで作るつもりが、そこそこ手を入れた感じに。薄々攻撃も気づいた所はやったけどあんまりわかんないかも。張り線や旗はプラ材でマスト作ってる事からして最初やる気なかったんだけど、表紙絵見てるうちに誘発されてやってしまいました。今のキットは、キット自体はリニューアルされて大抵良くなっているけど、箱絵に関してはむしろ古いものの方が良かったり手間かかってるなと思えたり(個人的に、ね)するのが多いのは、なんとも微妙な所ですね。

 

 

 

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