遥かなる艦船ちゃんアーカイブス
〜小笠原列島父島 戦跡等〜 写真一覧
ひょんなきっかけで、小笠原の父島に行ってきました。
せっかく行ったので、ガイドを頼んで戦跡めぐりをしてきました。
もはや薄いミリオタ旅行記どころか防備録レベルですが、せっかく行ってきたので載せておきます。
詳しいサイトは検索すると結構ありますので、詳細はそちらで見て下さい(オイ
なお、ここのはあくまでぷーかん個人の行動記録の一部に過ぎず、資料的価値や各権利者等の権利侵害を意図したものではありません。
問題のあるものについては適時削除します。
撮影・項作成者:ぷーかん
2015.11.08 項作成
東京湾の竹芝桟橋から船に乗り外洋へ。 25時間もかかるけど、そこは竹芝桟橋と一応同じ東京都なのです。 |
週一便のおがさわら丸に乗ります。7000トン弱の貨客船です。 |
海を越え、島を過ぎ、日も暮れて。 |
約1000キロ弱彼方の南方へ。 |
朝起きたらどんより曇ってました(泣 ちなみに黒い点はレンズについたゴミじゃなくて海鳥ね。 |
今回は海も荒れ気味で、マジで船酔いしかけましたが、途中から酔い止め飲んで大事に至らずなんとか無事到着。 港の近くには錨が置かれていました。 |
近くの湾には、海保の船が居ました。 |
現地到着後、なんやかんやを経て、ようやく戦跡を巡ります。 これは看板に書いてあるけど砲台長位置とか砲座跡とか。そのほか通信施設や観測所、発電所などの建物系は結構ある感じです。現役のトンネルも戦時に作られたものがあったりします。 |
山中に入ると、所々に塹壕や陣地、タコツボのあととか、他にもトイレの跡だとか道の跡とか色々ありました。でも、この辺のは言われないと中々分からないかも。 |
山の中に置かれていた砲。 |
後ろから。かなり錆びています。 |
離れてみるとこんな感じ。 |
同じく山中にあった高角砲。 |
外から見た感じ。 |
山の中にある建物。詳細忘れた・・・。 |
洞窟のような入り口とか。 |
中から外見るとこんな感じだったりとか。 |
そしてまた別所の高射砲。 |
外から見た感じ。 |
確か砲のそばにあったタイヤ。 |
一応観光向けに当時モノが置かれているようです。 |
洞窟の中から外を伺う様な構図。 |
トラックの残骸。 |
トーチカの跡だったかな? |
地上戦は行われていないものの、爆撃などで燃えた跡がまだ残っているそうです。 |
時折見晴らしのよい場所にも出るのですが・・・。 |
知らなきゃ絶対行けないような洞窟を進んでいくと、 |
洞窟陣地の奥に水没している戦跡があったりしました。 |
海軍の文字が。 |
丸いもの・・・何だろう? |
これも似たようなものかな? |
銃撃を受けた木だそうです。 |
これは発電所跡だったかな。 |
観測所の建物だったかな? |
山から下りて海沿いへ。ダイバーの人とかもいる、一見どこにでもあるような海岸ですが・・・ |
海岸沿いの洞窟とかは震洋の格納庫とか関連施設だったそうです。 |
さらに、何の変哲もない公園に戦跡が・・・。 |
対空機銃に戦車の砲塔、そして大砲の砲身。 |
そこからそう遠くない所にも機関銃陣地(トーチカ)が。 |
すぐそばに慰霊塔などもありました。 |
さらに町の外れには自衛隊の基地もあり、 |
錨に桜で海上自衛隊ですよね。 |
基地内にもまた、祭られている社がありました。地上戦こそ無かったものの、爆撃銃撃等で多数の犠牲者が出ています。 |
座礁した輸送船「濱江丸(ひんこうまる)」の残骸。潮が引いている時はもう少し見えるそうです。 |
こちらは港のそばにある大神山公園内の小笠原ビジターセンターに展示されていた写真。かつてはこの様な感じだったようです。ビジターセンターには、歴史資料の展示の他、艦船ちゃん的に見所は、歴代おがさわら丸の船の模型とかミニ図書資料室などがありました(もちろん、自然や文化の紹介がメインですが) |
ガイドでは案内されなかった、なんの変哲もない海岸にも・・・。 |
端の方には、銃座らしきものがありました。 |
戦時中、飛行場があった所。ただの工事現場にしか見えない・・・ |
子亀萌えw・・・って、ウミガメの孵化や飼育をしている海洋センターにも、 |
銃とかの戦遺品の展示があったりします。 |
その他、観光客が入れる所があるかは知らんけど、国立天文台やJAXAの施設なんかもあったりします。星空は雲が多かったり月が明るかったりで、今回はあまり見れませんでしたorz |
港の波止場ですら、天気のよい日は、初音ミクか私ミント12歳のツインテールを思わせるような(イヤ思うなよ)、絵に描いたような綺麗なエメラルドグリーンの海。 |
今回は戦跡の大部分をガイドの方に(有料で)案内してもらいましたが、知らないと行けない所が結構ありました。戦争をしていた(しようとしていた)所が、(わずかな観光整備と不十分な維持管理が入っているとはいえ)当時の兵器その他と一緒にそのまま残っている、というだけでも、(朽ちてしまってはいますが)とても貴重な場所だと思います。せっかく色々説明してもらったのに、見返すと写真を見ても忘れてしまった事多数で、バカバカバカ俺のバカと頭を叩きたくなる思いです。 あと、どうもガイドさんもピンキリあるみたいで、中には金返せ!ってなるような方もごにょごにょ・・・(^^; 戦跡については、ネット上には現地の人が書いているサイトがあるくらいなので、こちらはそのまま一般観光客レベル目線での記載(てかそれしか書けない)にしました。まあそれでも、見たもの全部を載せてるわけでは無いですが・・・。 その後25時間の航海を経て、無事内地へ戻って参りましたが、戦跡抜きでも綺麗な海に豊かな自然、良い所なんだけど遠いよね。あと物価は東京だけに、東京並みかそれ以上に高いです。 まあそれを差し引いても、せっかく来たんだしと、思わずオッサンが年がいもなく何十年ぶりかで海岸で海に入って泳いで、おまけに沖合いに出るツアーでイルカや、浅瀬でサンゴや魚の群れをすぐ目の前に見ながら、シュノーケル初体験してしまうほどの魅力はありました。海の水ってあんなにしょっぱかったっけ・・・。 |
※無断転載、盗用・宣伝・商用目的のご利用はご遠慮ください。
※管理人の判断によって予告無しに削除する場合もあります。
サイト本館に戻る 掲示板へ