遥かなる艦船ちゃんアーカイブス  

〜北九州軍艦防波堤他、佐世保のドックのクレーン、九州の軍事系資料館・祈念館めぐり〜

北九州の軍艦防波堤と、佐世保のドックのクレーン、自衛隊の資料館や特攻関連の祈念館巡りをしてきました。
ついでにちょっとだけ観光と温泉、あと西と南の本土最果ての地巡りもしてきました。帝都から車では遠かった・・・。
なお、最初に記載しておきますが、今回行った資料館や祈念館は撮影禁止の所が多く、写真はあまり取れませんでした。
熊本地震の影響で一年遅れになりましたが、ようやく行ってこれました。
それでも想定しつつスケジュールの都合で諦めた所もあったので、もう一回位は行きたい所ですが、さて・・・。

 
なお、ここのはあくまでぷーかん個人の行動記録の一部に過ぎず、資料的価値や各権利者等の権利侵害を意図したものではありません。
問題のあるものについては総合的な判断の上、適時削除します。
※画像表示が多量なので重いです。写真が表示されない所があるかもしれませんが、リロードで直る場合もあります。
 
撮影・項作成者:ぷーかん
 
2017.9.16 とりあえず項作成

北九州の軍艦防波堤へ入る直前の所。ぶっちゃけわかりにくい。ここに通じる道に入る所もすごく分かりにくい。分かりにくいことは分かっていながら、一度通り過ぎて引き返したほど。
釣りのポイントらしく、行く時の道順で参考になったのは、ミリ系のブログもさることながら、釣り系のサイトが一番参考になりました。
上図の所を入って行くと海に突き当たるので、右に向くとこんな感じ。向こうに軍艦防波堤が見えます。というか、案内図をみると実はここもすでに軍艦の上(埋められている)。釣りポイントはここのようで、釣り人やその車とかが止まっていました。
軍艦防波堤。看板などが立っていますが、ここにいたるまでの案内看板等は皆無です(自分は気がつかず)。
案内看板。駆逐艦「柳」だけが表面に残っているようです。
現在地拡大。3隻が縦に並んで置かれていたのですね。
説明看板。
艦首真正面から。
艦首を横から。
艦首から脇の所を艦尾に向けて歩いてみます。
艦尾から艦首方向。
今度は反対側を艦首に向けて歩いてみます。
一部残っている部分も取れたりしてて、ボロボロですね。
艦のラインが見えるので、なんとなくの大きさのイメージがつかめるのは、面白い所です。まあ、マニア向けだなあという感じで、一般の観光地にはなりにくいでしょうが、平日夕方にもかかわらず、自分以外にも見に来ている人は一組だけいました(工業地帯だからか、妙な臭気もしてました)。
次に向かったのは、大刀洗平和記念館。北九州から車で1時間くらいだったかな。
入り口にはヘリが置かれていました。
ここは復元された零戦32型のみ撮影可でした。中島 97式戦闘機もありましたが、そちらは撮影禁止でした。以下、零戦を何枚か載せておきます。
機首を横から。
機首を正面から。
コックピット部分。階段が設けてあって、近くで見れました。
アンテナ支柱。
尾翼。
コックピットの計器類。
施設外敷地内の若干離れた所にある第五航空教育隊の門柱。
最寄の駅舎内店舗になぜか空自の練習機が。
さて、次は佐世保のクレーン群です。長崎にもあってそっちは世界遺産だそうですが、日程の都合上諦めました・・・。。
検索して出てきた個人ブログでは、一望できる所に駐車場があるとの事で、確かにそこに駐車場はあったのですが、勝手に車を停めて良いのか分からなかったので(業者さんの車とかも置かれていたので)、サッと数枚写真だけ撮って離れ、別のコンビニで買い物をした上で少しだけそこに停めました。
軍艦等ドック入りしているのが見えます。てか、これがドック入りって奴なのかぁ。
クレーン群。相当でかいですが、これがモノのよっては戦前から何十年も動いてきてるのですかねえ。
クレーンが稼動してる動画(AVI形式21M・19秒)、こちら
クレーン群。
クレーン群別角度。
敷地内にある、年季の入ってそうなレンガな建物。
こんな感じで、道路からクレーン群が見えます。ただ、現地の人からすれば、日常の光景なのでしょうね。
佐世保では、海上自衛隊の佐世保資料館(セイルタワー)も行きました。が、こちらは館内基本戦前モノは撮影禁止。自衛隊時代のものは撮影できましたが、カメラをぶら下げて入りにくい感じだったので、そちらも撮ってないです。
建物の外に置かれている空砲用の5センチ砲。
同じく外に置かれている護衛艦くらまの錨。
移動の途中で、修理真っ最中の熊本城も立ち寄り、見学しました。土曜日だからか、すんごい人で込んでて、駐車場もなかなか入れないほどでした。
翌日、万世特攻平和祈念館を見学しましたが、こちらも館内撮影禁止でした。
館内には多数の特攻関連展示資料があり、重要航空遺産の零式三座水上偵察機(保存処理はされているようですが、レストア的な修復はされていない)や機銃等があります。
敷地内にある特攻慰霊碑。
同じく敷地内にある、飛燕のプロペラとほぼ同型と書かれている自衛隊練習機のプロペラ。
ここは沿道から敷地内まで、多数の灯篭がありました。
その後、有名な知覧の特攻平和会館へ。
こちらは日曜日だったせいか、有名なせいもあるのか、とても混んでいました。
そして、ここもやはり館内撮影禁止でした。こちらでは、特攻関連の多数の資料の他、かつて動態状態で米国から帰され、京都や和歌山で展示されていた疾風と、機体の前半分くらいしかない零戦、海軍水上特攻艇「震洋」、あとは映画セット用の隼などが見れました。でも以前は実物の飛燕が見れたようですね・・・。
敷地内に展示されている、映画セット用の隼。
映画の説明と近隣の戦跡などの紹介看板がありました。
敷地内に展示されている自衛隊の練習機。
復元された三角兵舎。
そしてさらに翌日、鹿屋航空基地史料館へ。
多数の野外展示がありますが、私がまず最初に向かったのは・・・
資料館とは道一本隔てた敷地にある、以前は東京の船の科学館で展示されていた、二式大艇です。
正面から説明看板と。貴重な機体だけに、屋根とかあったほうが良いんじゃないかと思ってしまいます。
機首横から。
主翼フロート。
主翼の付け根。
後ろから。イベントか何かのときは中も見れるのかな?
後方部を横から。
機首を下から。
93式魚雷など。
天山と零戦のプロペラ。
紫電改のエンジン。
二式大艇の子孫たる、US-1Aも展示されています。
館内はやっぱり撮影禁止なんですが、零戦だけは撮影OKでした。
零戦は52型丙だったかな。
こちらの零戦も操縦席が見れます。こちらのはかなり復元レストアされているようです。
零戦を正面から。
主翼根元とか。
見学が終わって出る間際、最後に二式大艇を。
というわけで、九州を横断プラス縦断みたいなコースで、東京から九州まで、車(軽自動車)を運転して周ってきました(帰りは一部船)。九州では実質3泊かな。
諸先輩方の見学談なども参考にしながら、零戦(3機)、疾風、二式大艇、零式三座水偵、中島97式戦闘機、隼(映画セット用)、駆逐艦の軍艦防波堤にクレーン群と、さすが戦跡も多数残っている九州だけに盛りだくさんでした。
それでも見ていない施設や日程の都合で行くのを諦めた戦跡もあり、次回があればまた行きたいものです。

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