遥かなる艦船ちゃんアーカイブス  

〜岐阜かかみがはら航空宇宙博物館〜

2017年に九州の知覧特攻平和会館を見学してきたのですが、以前は置かれていた飛燕が岐阜の各務原に里帰りした後で見れず、今回その時の続きという気持ちで見学に。
以前見学した九州の祈念館・博物館等とは違って、こちらは一箇所以外は原則撮影OKでした。
 
なお、ここのはあくまでぷーかん個人の行動記録の一部に過ぎず、資料的価値や各権利者等の権利侵害を意図したものではありません。
問題のあるものについては総合的な判断の上、適時削除します。
※写真が表示されない所があるかもしれませんが、リロードで直る場合もあります。
 
撮影・項作成者:ぷーかん
 
2019.12.20 とりあえず項作成

駐車場から敷地に入ると、博物館の入り口までの道路が、滑走路風になっているのがシャレていていい感じ。
その脇には大型の展示機がありました。
敷地入り口付近にある看板。
YS-11。
P-2J。P2Vネプチューンとは色々違うのね。
違う角度からもう一枚。
館内の展示スペースに入ると、まず目に入るのは1/1復元模型の陸軍乙式一型偵察機。
館内の上の方には、ライト兄弟のライトフライヤーの模型が。
小スケールの模型も、ただ置くだけでなく、年表に生かしている所も好感がもてる。
そして、今回の目的のひとつである飛燕にご対面。ここは無塗装のものを展示とのこと。まずは正面よりの斜めから。
ちょっと引いて全体。
横から全体を見る。
正面から。
正面やや斜めから。
機首を真横から。
機首をななめ上から。
機首を正面やや上から。
機首を斜め後ろから。
横から機首部分拡大。
全体を斜めや上方から。ここの飛燕の日の丸は、ライトによるもの。
後方から。
横から機体後方部分。
木製増槽。
計器・タイヤなど。
飛燕の発動機の展示も。
復元箇所の表示などもされていました。
このスペースの上方には、零戦の試作型である十二試艦上戦闘機の実物大模型が。
反対側から。
記録映画にありそうな構図。ただ、リアルな飛燕を見た後だと、近くでみるとちょっと張りぼて感を感じてしまう気も・・・。
飛燕と十二試艦戦のコーナーを過ぎると、近現代機の展示と宇宙もののコーナーが待ってました。
世界中にここにしかないという、UF-XS実験飛行艇が目立ちます。
ちょっと拡大。でもこの機体って、双発機を4発機に魔改造って事だよね・・・。
それだけに?、重要航空遺産なのだそうです。
T-2CCV実験機。当時の我々の世代的には、カナード翼が憧れの羨望的存在。当時の友達が1/700の模型改造して色塗ってたなあ・・・。
模型のように上から眺めてみる。
こちらは通常のT-2だけどブルーインパルス仕様。ブルーのなかでは事故が多いイメージだけど、最初にみたのはこのT-2の時だったなあ。
世代が近いからかセイバーやスーパーセイバーとイメージが重なる気がするT-1初鷹。並べると大分違うのだけれど・・・。
これも模型のように上から見てみる贅沢。
F-104スターファイターも含めて、スマートな機体達の一角。
そしてSTOL実験機の飛鳥。これも独特な外観ですね。
OH-1ヘリの1/1実物大の木製モックアップ。
2Fには宇宙モノの展示があり、様々な物がありましたが、これは国産H-IIロケットのLE-7液体燃料ロケットエンジン。
一部拡大。エンジンというより、まるで工場か建造物かのようにも見える複雑さ。
H-IIロケットの先端部にあるフェアリング。でかいです。
国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟である「きぼう」1/1模型。
宇宙行って来ました!と書きたくなるような船内写真。展示されてるPCはIntelとXPらしきシールのあるThinkPadだった・・・。
はやぶさ2の模型と解説展示。
宇宙に行った日本人の解説展示。数字振るなら、秋山さんにも00ってつけても良いんじゃないかなあ。
オネアミスの翼にでてくるような、映像講習ではありませんが(打ち上げ失敗映像はでなかったし)、デカイ画面でのロケット打ち上げ映像を見てると、きっと実物をみてもこんな感じのもっとすごい奴なんだろうなという実感が、少ししました。
と、いうわけで、オープンからちょっと落ち着いた頃に見に行ったという感じで、その日は平日午前中ということもあり空いていてゆっくり見れましたが、休日は結構混むのでしょうか?
見る前は、飛燕さえみれれば目的は達した感が最初はありましたが、空や宇宙の色々な展示があり、飛燕以外も十分に楽しめる展示でした。
帝都から車で日帰りとかいう猛者も居るようですが、根性の無い自分には無理なので、前日に移動して一泊、開館時間が10時からなので、その前の時間を使って9時から見れる国宝犬山城を見た(その際、ちょうど城のすぐそばの空域で空自のF4が訓練飛行してて、無駄にテンション上がってました!・・・が、令和の世になってもまだ現役でF4飛ばしてる事実が、良くも悪くも感慨を感じる所ではありましたが、まあそれはともあれ)後に移動して見学。お昼過ぎまで見た後に、合法的に一部120キロ出せる高速も使って帰りましたが、それでも自宅に着いたのは19時半とかにはなりました。クソ遠くはないけど、近くは無いよね・・・でも中部・関西圏の方々は、身近に見に行ける環境なのでしょうね。

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