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同盟国独逸から提供されたグスタフ(ローザ)80cm列車砲の情報をもとに試作した国産80cm砲を、SB艦(二等輸送艦)の簡易発展系として計画されていた揚陸双胴艦に搭載した特設砲艦。当初は要塞へ据え付けのための輸送艦であったが、改設計されるうちに海岸に擱座して砲撃を行えるだけの強度が与えられた、という設定。
強度は与えられているものの、一応タイプシップに戻せる(模型上でも)設計となっているので(陸軍船舶設定ですが)特設砲艦としてあります。
(大きい写真がある場合、写真をクリックすると別画面で多少大きい写真が見れます)
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架空艦といえば双胴艦、うちでは今まで手出してなかったんですが、ついにやっちまいました。それも80cm砲搭載の陸軍船舶・・・。
もうね、アホか、バカかと。おそらくデザイン的だけなら、これもまた航空戦艦同様似たようなのは、既に結構あるかもしれませんが、要塞砲は動けないけどこれなら動けるという点以外、航空戦艦以上にあり得ない存在でしょうね。
そもそも最初は、双胴だけど非軍艦を造るつもりで、以前ちょっとだけコンセプトを話したりもした事もあったんですけど、どこからどういう電波がきたのか、それとは相当にかけ離れた物体になってしまいました。
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海上で俯角をかけた図。別写真こちら。
80cm砲は独逸製だけに国産の鉄では強度が足りず、史実の他のコピー砲同様に軽量弾&弱装化でしのいだものの今度は威力&射程が出ないため、砲命数がかなり低くなるのを忍んで若干長砲身化し射程を稼いでいる。専用の弱装弾であれば、海上からでも発射は(一応は)可能。とはいえ車両甲板まで伸びている重量分散&衝撃吸収装置や給弾装置などの重量もかさみ、あまりの重さに速力はたったの8ノット。というか、そもそも浮くのか?これ(^^;;;
ちなみに艦後部の白いものは一人乗り照準&観測用の気球で、後部の半トラス状の専用管制誘導装置からワイヤを通じて制御され、条件がよければ同時に2基まで揚げる事ができ、戦艦の艦橋以上の高い所から複数の目で照準を合わせる事ができる(のか?)とかいう設定。
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砂浜に擱座して砲撃する図。別写真こちら。
イメージとしてはこんな感じです。ちなみにこの図では、80cm砲をオリジナルの列車砲に近い?黒鉄色で塗っているものを使っているので、微妙に凶悪な迫力があるかも!?
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正面からの図。砲自体は国産化の為、オリジナルとは多少異なる部分があります・・・ということで(^^;。
撮影後、一部部品を直そうとピンセットでつまんだら音もなくどこかに飛んでいってしまい、瞬間的に思わず死にたい気分にorz...。
そんなわけで、一部装備が微妙に違う写真があったりします。あと、砲のそばにはあまり数がないので目立ちませんが、人のフィギュアもあったりします。
なお、車両甲板に伸びている物体は、前述しましたが重量分散&衝撃吸収装置という設定です。
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砲撃後の図。艦自体にダメージがなければ、付帯艦艇に手伝ってもらって離岸。
実物の列車砲も多数の支援車両があるそうですし、その辺は同じ感じかもね。
別の上面からの図こちら。
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斜め後方からの図。
射撃用の艦橋の代わりなので、一応止まっていてくれないと困るので、飛行機ではなくて気球という設定。正副予備と3基もありますが、しょせんは気球だけに味方制空権下でないと安心して使えないでしょうね。
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後方よりの図。前方斜め上から見た別写真こちら。
今回のはむちゃくちゃ難産で、一日作業したら一ヶ月停止、二日作業したらまた一ヶ月停止と、諸般の事情もあって作業の進みが遅く、完成まで半年位かかってしまいました。今つくりかけの他のキットもあるけど、それもいつ続き作れるやら・・・。
まあ今後こんなおバカな艦を作ることもないだろうし、かなり手抜きですけど残暑見舞い仕様にすればいいやという事もあって、なんとか完成させましたが。
・・・作ってから気がつきましたが、米軍もこんなの作ってたのね。どうせなら迫撃砲タイプの巨砲の方が、軽くできて艦載には良かったかな?
今回は出来ませんでしたが、気球を浮かべている状態も、出来ればそのうち追加で作ってみたいです。
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