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秋月型駆逐艦は、航空機の発達により空母直衛の対空戦闘専門の艦として建造され、ネームシップの秋月は昭和17年に竣工し、終戦までに同型艦12隻が建造されました。
搭載された10cm高角砲は長砲身で初速が早く高性能で、従来の高角砲に比べ強力な防空戦力ぶりを発揮しましたが、本来の用途ではない対艦戦闘等で撃沈される艦もありなかなか数が揃わず、空母直衛艦としての能力発揮は限定的な範囲にとどまりました。
反対向きの写真はこちら。
(写真をクリックできるものは、クリックすると別画面で多少大きい写真が見れます)
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フジミの新金型の秋月型駆逐艦です。
最近、キットの箱を開けちゃ閉め&積みを崩しては戻し、を店頭だけでなく自室でもやってたりしてた今日この頃で、これはいかんとリハビリ&技量維持的に、ともかく完成を目的としてほぼ素組で組んでみました。
キットの出来としては最近の金剛型や長門型などのフジミの気合いが感じられるようなキットと共通した、旧フジミの物&旧いWL駆逐艦とはある意味次元の違う出来だと思います。モールドもタミヤのカチッと感と比べると若干だるい気もしないでもないですが、窓1つとっても細かい所までされていて、かつパーツの形などもかなり現物を再現しようとする姿勢を感じます。
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斜め前方より。
だからと言って組みやすいかというと、まあ大半の部分においてはそうなんですが、部分的にはかなりわかりにくい所もあった気もします。個人的には特に前後マストとその周辺なんかは組み直し・塗り直ししたりして厄介でした。
付属の救命具デカールは、救命具パーツを別途用意せず試しにそのまま使ってみたので厚みが無いのは微妙なものの、手間を考えると遠景からみるならこれはこれでアリかもですね。
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反対側の艦前方斜め上から。
出来は良いと思いますが、アオシマのやピットロードのは組んで無いのでどこが良いかというのは分かりません。が、従来の駆逐艦のキットと比べると、モールドはそれほど深くはないもののかなり細かくされていて、色を塗るとより引き立つ感じですが、筆塗りや缶スプレーだと皮膜が厚くてちょっとモールド潰れるかも?。ちなみに今回はオール缶スプレーで仕上げていますが、自分的にはまあ許容範囲ですね。
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斜め気味な上方から。
機銃はキットのものを使うつもりでしたが、以前塗装まで済ましてあったナノドレッドのが手持ちで余ってたので、そちらに換装。他は旗竿を換えた位です。カッターの中にオールが一組モールドされているので、一応軽く色を載せてみました。
あと、どうでもいいですが今回撮影用の照明に、最近ようやく安くなり始めたLED電球を使ってみました。発熱が少ないのは少なくとも石油で出来てるプラモにとっては良い事だと思いますが、写真の見た目はあんまり変わらない感じですかねえ。
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上方左寄りの後ろ気味から。
今回もほぼ素組なのに試練の多い感じで、良い天気だったので窓辺で塗装&外で乾燥させてたら、突風で飛ばされ何かに激突、無残にも艦首損傷したり、取り付けたはずのパーツや置いておいたはずのパーツがいつの間にか無くなってたり、しまいには薄め液を万年皿一皿分ほど畳の上にこぼしてしまい、工作室=自室=寝室の自分としては今日ここで寝るのかと思うともう('A`)になったりと、忘れてた事も含め色々いい経験になった感じでした。
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艦横から後方ぎみより。
ともかくなんとか一応完成しましたが、今回2隻入りだったせいである意味大分助けられました。
前述の通り、塗装完了後に壊れるわ、部品は無くなるわでしたが、2隻入りのお陰でもう1隻のパーツをもってくる事でなんとかしのげました。でも部品請求しないと2隻目完成させられないですが。
ともあれ一応組んで塗装して完成までもってこれたのは今回の最大の成果でありまして、ていうか、自分的には発作というかある種の勢いが無いと、最後まで行けない気が・・・(苦笑)。
まあ某国営放送朝の連ドラで艦船模型が登場する(2010年6月現在)というのも、艦船模型関連についてはある種の勢いになるかもしれませんが。
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