日本海軍小艦艇セットは、艦隊の行動を陰で支えた様々な艦艇のうち、19号型掃海艇・13号型駆潜艇・平島型敷設艇をモデル化したもので、昭和16年〜17年に19号型掃海艇が、昭和15年〜19年に13号型駆潜艇が、昭和15年〜18年に平島型敷設艇が、それぞれ建造されました。
太平洋戦争では、各艦とも本来の任務に加え、戦況に応じて船団護衛など幅広い任務に活躍しました。
(写真をクリックできるものは、クリックすると別画面で多少大きい写真が見れます)

 

 

 

 
 
 
 

タミヤの日本海軍小艦艇セットを組んでみました。
説明書をみると1995の数字があるので、もう15年も前(2010年現在)の製品で、今の目から見るとタミヤ製のわりには出来が出ただけマシという感じなキットです。
上記写真は表紙絵的な配置で撮ってみました。

 

 

 

 
 
 
 

19号型掃海艇です。
3隻の中では一番武装がある感じの艦です。
3隻に共通する事ですが省略された部分がかなりあったので、この艦は気になったトコだけ多少追加工作というかデッチアップしています。

 

 

 

 
 
 
 

横から後ろ。
塗装も原則箱の指示通りにしましたが、WLシリーズの塗装指示はあんまアテにならないんだよなあ・・・。

 

 

 

 
 
 
 

13号型駆潜艇です。
艦橋窓枠のモールドが浅かったのでエッチングにし、艦橋に一部手すりエッチング追加、煙突開口、船体にピンバイスで適当に窓を掘り、錨を別途調達、マスト・旗ざおを自作。カッター・13mm機銃にも簡単な追加工作をしました。他にも箱絵と比べて気になる所はあったのですが、完成を優先させてそれ以外はキットのまま仕上げました。

 

 

 

 
 
 
 

横から。
この13号型駆潜艇は確かスカイウェーブシリーズのガトー級潜水艦にもセットでついていたと思います。そちらは組んではいませんが、そっちの方が古いキットのはずなのに、モールドなどの出来は良かったような印象が。

 

 

 

 
 
 
 

平島型敷設艇です。
この艦は船体にピンバイスで適当に窓を掘り、錨を別途調達してつけた以外は、塗装はしましたが完全素組みです。
さすがにそれだと半日位で組み立て塗装すべて終わり、一番気軽に組めましたね。

 

 

 

 
 
 
 

横後ろ気味から。
反対側の図こちら。ごく簡単なキットでマスキングも他艦と比較すればほとんど無いので、その日のうちに組んでその日のうちに塗装してその日に完成という、忘れかけていたガキ時代のプラモ感覚が少しだけ蘇りました。

 

 

 

 
 
 
 

3隻の他に秋月型駆逐艦も並べてみました。
これら3隻がどれだけ小さいかは、駆逐艦の中では大きい秋月型とはいえ、駆逐艦が大きく見えるサイズということからも分かるかと思います。
まあ出来的にはともあれ、手軽に手を動かすには手ごろなキットだけに、塗装図に指示してあるのに部品が無い錨などは、追加パーツでも入れて対応してほしい所です。

 

 

 

| TOP |  WEB SITE TOP |