ちょっと前に塗装ブースを自作してみました。最初は換気扇の前で吹けばいいやと思って作ったのですが、いわゆる吹き返しが酷くて臭いが戻ってきてしまうので、方式変更しこの形になりました。手前が作業ブース、奥が吸気ユニットで間を筒でつなげています。全長120cm位、幅50cm位かな。
自作塗装ブースで検索すると結構でてきて作る際参考になったので、うちでもひとつ晒してみる事に。ともかく安価で確実動作を目標につくったので、おせじにもスマートとは言えませんが、トリプルフィルター(300〜500円位の市販模型用の粗いフィルタ+100円コーナーの換気扇用フィルタ×2)など独自の工夫もあったりします。手前の塗装ブース部分はダンボール箱の底に穴あけて、筒を仮止めし、箱の内側にフィルター各種をつけただけもの。手前の拡散よけのダンボール板も廃ダンボールつかってつけたものです。
追記:その後フィルターは厚めの換気扇用と荒いフィルタの二つに。その方が交換が楽で効果もさして変わらない為。換気扇フィルターが詰まってくると吸引力が落ちるので、こまめに換えるようにしています。まあ缶スプレーオンリーだから詰まりやすいのもあるのでしょうが。

 

 

 

 
 
 
 

吸気ユニットは市販されてる一般的な換気扇。ユニット下部をダンボール重ねて強化しておいたダンボール板に取り付けて、その上から入っていた箱を使ってガムテープで止めて吸気室になってます。これを半分空けた窓に立てかけて使用。この換気扇はたまたま近所の店がセール中で2300円位で買ったもの。フィルタとかついてないので安物だと思います。手元にオンオフスイッチが無いのが玉に傷。ダンボール板は家具入っていた不要品を使用。
そこから伸びているのはハンズで200〜300円くらいで買った紙製の筒。アルミ製の伸縮タイプとか売っていましたが1000円以上するのでこれで代用です。

 

 

 

 
 
 
 

収納時。
でかいゴミ袋(90L、800mm×900mm)2つを使ってなんとか密閉。筒とかはほとんど汚れないのでそのまんま。出すのもしまうのも結構めんどくさいので、作ってから2回くらいしか使っていませんが、こんなものでも実際使ってみると室内でスプレー吹いても全然汚れないし、臭いもしないし、結構いけます。どの程度使えるかは今後使ってみないと分かりませんが、消耗部品含め4000円程度で選択肢がひとつ増えた事は間違いありません。でももう少し使いやすければなあ・・・。

2009/02/27※この塗装ブースをさらに改造してみました。こちら

 

 

 

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